この病院は、子供からお年寄りまでの「心の健康」を守るために作られました。人間はこの世に生を受けてから死ぬまでの間、いろんな困難に出会いながら日々を過ごしていきます。そんな人生の道中に医療の側からなんらかのお手伝いが出来たらうれしいと思っています。
もちろん、医療機関ですから、みなさまとの最初の出会いは、病(やまい)からの出発になることが多いでしょう。しかしながらそこには、「この世に生まれてきたこと」「大人になるということ」「自分らしく日々を生きていくこと」「老いていくこと」「死んでいくこと」など、人の一生のあり方や人生観を左右するほどの、大きな転換点があることも多いと考えています。
私たちは、そのような機会に出会うということの重みを自覚しつつ、回復という道を共に歩みながら、病(やまい)を超えて、みなさまを支援していきたいと考えています。
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理事長/院長 |
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